S2StrutsV1.3.0-beta-1リリース

S2StrutsV1.3.0-beta-1をリリースしました。

変更点は以下の通りです。

  • S2.4に対応しました
  • HOT deployに対応しました
  • RequestProcessorの拡張方法を変更しました
  • パッケージ構成を変更しました

ダウンロードは、こちらから。
http://s2struts.seasar.org/ja/index.html

注意点

本バージョンは、S2.4.0-beta-2以上が必要です。


本バージョンではs2struts.diconを変更しています。
移行するときにはs2struts.diconも忘れずに置き換えてください。


本バージョンではパッケージ構成の変更を行いました。
移行するときに以下のクラスを利用している場合は変更して下さい。

  • RegisterActionClassPlugInクラス
    • org.seasar.struts.action.plugin.RegisterActionClassPlugInに移動
  • AutoStrutsConfigRegisterPlugIn
    • org.seasar.struts.zeroconfig.plugin.AutoStrutsConfigRegisterPlugInに移動
  • S2StrutsFilterクラス
  • MessageManagerクラス

HOT deploy

HOT deployについては、Java5.0用のデモを用意しました。
デモの説明は以下の通りです。
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20060508の内容とほぼ同じですが、、、)

http://s2struts.seasar.org/download/2006-05-30/S2StrutsHotdeployDemo-VEA1.zip

上記URLからダウンロードして解凍し、プロジェクトに取り込みます。
TomcatのPlugInをあらかじめインストールしておいて、プロジェクトのプロパティ->Tomcat project->Update context definitionを選択します。Projectをbuild automaticallyにしておいてください。デフォルトはそうなっていると思います。Tomcatを再起動して、準備は終了。

ブラウザからhttp://localhost:8080/s2struts-hotdeploy-demo/にアクセスして下さい。

S2Struts Add Application」と「S2Struts Mod Application」の2つのリンクが
表示されると思います。

S2Struts Add Application」は、通常StrutsのAction/struts-config.xmlを利用したデモで「S2Struts Mod Application」は、POJO Action/無設定を利用したデモです。


S2Struts Add Application」のデモの説明をします。
S2Struts Add ApplicationリンクをクリックするとAddFormが生成できないためエラーになります。そこでexamples.hotdeploy.web.AddFormを作成しますが、既にexamples.hotdeploy.web.AddForm2を用意していますのでAddFormにリネームして下さい。
もう一度アクセス(再読み込み)すると次は足し算画面が表示されます。
次にcalculateボタンを押すとAddActionがないためエラーになります。
既にexamples.hotdeploy.web.AddAction2を用意しているのでAddActionにリネームします。
もう一度アクセス(再読み込み)すると、足し算結果が表示されます。
入力値のチェックも追加できます。
struts-config.xmlのaction path="/add"のvalidateをtrueにしてから、足し算画面を表示し、テキストボックスに何も入力しないでcalculateボタンを押して下さい。入力値チェックの動作を確認できます。
もちろんチェック内容を変更することもできます。validation.xmlの内容を変更していろいろなチェックを試してください。


S2Struts Mod Application」のデモについても「S2Struts Add Application」のデモとほぼ同様です。
examples.hotdeploy.webpojo.ModForm2、examples.hotdeploy.webpojo.ModAction2を用意していますので、それぞれModForm、ModActionにリネームすると正常に動作します。
こちらについても入力値のチェックを追加できます。
ModFormクラスのsetArg1メソッドにアノテーションコメントアウトされています。そのコメントをはずし必要なクラスをimport(Ctrl + Shift + o)すれば、入力値チェックの動作を確認できます。